道、ゼロカーボン推進 100億円基金創設で ラピダス支援迅速に

道、ゼロカーボン推進 100億円基金創設で ラピダス支援迅速に

 第2回定例道議会は28日も本会議を開き、代表質問を続行した。鈴木直道知事は今定例会に提案した補正予算案に盛り込んだ地球温暖化防止対策基金(通称・ゼロカーボン北海道推進基金)創設について「中長期的な視点で積極的に施策を展開していく観点から、一定規模の財源を確保するため、100億円規模の基金を設置することとした」と説明。「本道のポテンシャルを最大限生かしたゼロカーボンの実現に向け、環境と経済・社会の好循環を道民や事業者が実感できるよう取り組んでいく」と述べた。阿知良寛美氏(公明党)の質問に答えた。

 今年度は同基金を活用し、市町村や関係団体とも連携して「洋上風力の加速化や産業の振興に関する取り組みを一層強化する」と強調。さらに▽地域や農林水産業の脱炭素化▽道民・事業者の行動変容の促進▽吸収源対策や道有施設の脱炭素化―などに取り組む姿勢を示した。

 また、阿知良氏は千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」に進出する、次世代半導体の量産化を目指す新会社ラピダス(東京)の製造拠点の整備に向けて「道として今後、どのような支援に取り組むのか」とただした。

 知事は「庁内の推進体制はもとより国や千歳市、経済団体などとの連携体制を生かし、ラピダス社の事業計画を共有しながら進める」と述べ、「半導体の製造・研究・人材育成が一体となった複合拠点の整備が着実に進むよう支援に迅速に取り組んでいく」と意欲を示した。

 同日は佐藤伸弥氏(北海道結志会)も登壇して知事の政治姿勢などをただし、代表質問を終了した。定例会は30日から全6会派による一般質問をスタートし、7月5日まで延べ4日間にわたり論戦を繰り広げる。

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