北海道電力の斎藤晋社長は29日、道庁を訪れ、七飯水力発電所(渡島管内七飯町)の設備故障でかんがい用水が停止している問題と対応状況について、鈴木直道知事に説明した。
28日に就任したばかりの斎藤社長は「多大な迷惑をお掛けし、深くおわびしたい」と陳謝。復旧の見通しについては「残念ながら立っておらず、影響を低減するため応急的な放水など鋭意作業を進めている」と説明した。知事は「誠に残念」と述べ、必要な用水の確保や生産者への経過説明、故障の原因の検証など「地域の声に耳を傾けて真摯(しんし)な対応をお願いしたい」と求めた。
また、知事は電気料金が値上げされたことについて「家計はもちろん、中小企業の経営など道内の経済へ影響を及ぼす」と指摘。北電に対して「あらゆる分野において聖域を設けず、さらなる経営の合理化、効率化に取り組んでいただきたい」と申し入れた。
斎藤社長は「生活の基盤、産業の基盤であり、重く受け止めている」とした上で、引き続き「経営効率化の深掘りに取り組み、道民の皆さまに電力を安定的にお届けするとともに、少しでもお客さまの負担低減につながるよう省エネルギーサービスなどを丁寧に提案していきたい」と述べた。
















