苫小牧で全道商議所大会 課題解決へ要望まとめる

苫小牧で全道商議所大会 課題解決へ要望まとめる
15議案・特別提案を決議した大会

 第71回全道商工会議所大会(道商工会議所連合会主催)が1日、苫小牧市内のホテルで開かれた。物価高騰への対応やデジタル化、脱炭素推進への支援、観光需要の喚起策など各地域が抱える課題解決へ、各商議所からの提案をまとめた議案を了承。本道経済の持続的な発展に向け先頭に立って取り組んでいくことを盛り込んだ決議を採択した。

 大会は10年ぶり7回目の苫小牧開催で、道内42商工会議所の正副会頭ら約300人が参加した。同連合会の岩田圭剛会頭は、「中小企業が活力を取り戻し、成長軌道に乗せるためにも、直面する課題解決に向けた支援が不可欠」とした上で、「国や道に必要とされる施策、支援を求めていきたい」と強調した。開催地である苫小牧商工会議所の宮本知治会頭は「要望事項には苫小牧を含め、各地の数十年から百年先の未来を見据えた掛け替えのないものが多く入っている」と述べ、関係する機関の前向きな検討を求めた。

 来賓の岩倉博文市長は、苫小牧で進められている二酸化炭素(CO2)を回収、貯留、有効利用する「CCUS」に触れ「皆さんと共に、ゼロカーボンへの歩みをつくりたい」と語った。

 議案は景気対策や地域プロジェクト、中小企業対策、人材確保など道内各商議所からの提案を基に十五の課題分野に整理。例えば、中小・小規模事業者の活力強化では、デジタル導入への補助金や第三者承継を後押しする税制措置の拡充といった、国や道に求める項目を各分野ごとに明記した。

 これらの議案や北方領土問題の解決に向けた交渉再開を求める特別提案を承認。決議事項をまとめた要望書を岩田会頭が、道経済産業局や、道開発局、胆振総合振興局に手渡した。

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