難病のため2020年7月に39歳で亡くなった苫小牧市出身の衣斐大輔さんの小説「雲をとおる波」の朗読と二胡演奏を合わせたイベントが1日、市内弥生町のティーテラス槻で開かれた。衣斐さんと旧弥生中で同級生だった山本千夏さん(41)=市内在住=と村瀨忠史さん(41)=同=の2人が小説をPRするため企画。会場は山本さんが営む店で、16人が来場した。
衣斐さんと交流があった札幌市在住の二胡奏者福本ゆめさんは、落ち込んだ女性を男性が励ます場面を選んで朗読。「衣斐さんが『信じる』ことについて書いていた。丁寧に読み進めて(衣斐さんは)素敵な男性だったと感じた」と振り返った。
続いて、福本さんが自ら作曲した「明日への道」を皮切りに滝廉太郎作曲の「荒城の月」や賛美歌「アメイジング・グレイス」など7曲を二胡で奏でた。アンコールには「見上げてごらん夜の星を」を演奏し、大きな拍手が送られた。
山本さんは「朗読も演奏も、皆さんに喜んでもらえてよかった。衣斐さんの追悼になったらうれしい」と話した。
















