4日付で北海道開発局長に就任した前大臣官房審議官の柿崎恒美氏は5日、札幌市内の同局で会見し、「第8期北海道総合開発計画(2016~25年)に従い事業をしっかり進めることが大きなミッション」と抱負を語った。「再生可能エネルギーを最大限活用すれば脱炭素と本道の発展に貢献できる」との認識を示すとともに、地域に人が住み続けるための交通インフラとデジタル整備の重要性を強調した。
また、「北海道は雨量、海洋温度の変化が大きく、温暖化の影響を強く受けている。気候変動時代を見据え新しい治水計画に取り組みたい」と長く歩んできた河川部門の事業にも意欲を示した。
日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震で道内39市町が津波避難対策特別強化地域に指定されていることについては、「住民の意識と避難施設の整備で被害者は8割減らせる。避難に着目した対策が重要で、避難計画策定の時期や内容に差が出ないよう自治体を支援したい」と述べた。
青森市出身。北大大学院工学研究科修了。1992年旧建設省入省。中部地方整備局河川調整課長、北海道局水政課長などを歴任。57歳。
















