苫小牧市男女平等参画審議会(竹田美由紀会長)の今年度初会合が4日、市役所で開かれた。委員10人が出席し、現行の第3次市男女平等参画基本計画(2018~27年度)の達成状況を確認。市が24年度中に、性的少数者の人が働きやすい職場づくりの取り組み指標「PRIDE(プライド)指標」でゴールド受賞を目指している点についても話し合った。
会合では事務局の市協働・男女平等参画室が基本計画の進み具合を報告。性の多様性に対する理解促進の一環として、性教育の知識や技術を持つ人を対象とした性教育人材バンクの開始や、広報に男女平等参画の視点を盛り込むための市職員向け研修を行ったことなどを説明した。加えて、市男女平等参画都市宣言の10周年を記念した一連の事業や、男性の市職員を対象とした育児休業制度の研修など、今年度予定している取り組みも紹介した。
さらに市は、LGBTに代表される性的少数者の生きづらさ解消に取り組んできた経緯から、性的少数者が働きやすい職場環境を整えることも説明。この一環として、任意団体が設けるプライド指標でゴールド受賞を目指す考えを示した。
委員からは「自分が所属している団体の中でも性の多様性への理解が進まない。この指標が何かの参考になれば」「受賞することが先行し、本当に困っている人が置き去りになる懸念もある。何のために受賞を目指すのか」などの意見が上がった。町田雅人総合政策部長は「性的少数者の人が働きやすくするための手段の一つ。今ある課題を再確認する方法として取り組む考え」と説明した。
会合ではこのほか、都市宣言10周年記念事業として市民から公募したフォトコンテストの審査も行った。
















