ミネベアミツミレディース 菊地 が単独トップ 菊地、声援を力に 初日3位 小祝、我慢実る 女子ゴルフ

18番で第2打を放つ菊地絵理香。これがイーグルとなった=6日、真駒内CC空沼

 【女子ゴルフ・ミネベアミツミレディース・北海道新聞カップ】第1日(6日、真駒内CC空沼、6611ヤード=パー72、賞金総額1億円、優勝1800万円)

 苫小牧市出身でツアー6勝目を目指す菊地絵理香が1イーグル、3バーディー、ノーボギーの67をマークして単独トップに立った。

 2位は68で回った仲宗根澄香。さらに1打差の3位に北広島市出身の小祝さくら、尾関彩美悠、宮田成華が続いた。前週に初優勝した桜井心那は74の45位で発進。

地元で手応え 菊地絵

 ▽…地元北海道出身で、今大会はホステスプロでもある菊地が会心のスタート。五つ伸ばして単独トップに立ち、「天気があまり良くない中、ノーボギーで回れたのはすごく大きい」。手応え十分のラウンドとなった。

 インスタートの前半18番パー4で、195ヤードを残した第2打がグリーン手前のカラーに落ちてそのままカップイン。今年初のイーグルとなり、「ギャラリーの方の『入った』の声で分かった。ラッキー。本当にうれしい」と笑みを浮かべた。

 今月12日に35歳になるツアー5勝の実力者は、ご当所の期待を実感。フェアウエーが狭い難コースに加え、重圧とも闘いながら「頑張らないといけないという気持ちが一層高まった」。声援を力に変えている。

リズム良く 小祝

 ▽…小祝はインスタートの後半に三つ伸ばして3位につけた。前半は「良いパットをしているのにあとちょっと」という、もどかしい内容ですべてパー。我慢が続いたが3番で7メートル、次の4番では10メートルをねじ込んで波に乗った。

 この日は同じ北海道出身の菊地、宮沢と3人一緒のラウンド。「すごくリズムが良く、(菊地)絵理香さんもナイスプレーをしていて自分もついていかなきゃ、という感じ。引っ張ってくれたようなプレーだった」と感謝していた。

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