斉藤征義さんの功績学ぶ 宮沢賢治と 詩の世界館 丸山伸也元館長が講演 妙見寺

斉藤征義さんの功績学ぶ 宮沢賢治と 詩の世界館 丸山伸也元館長が講演 妙見寺
道内で開かれた賢治展について学んだミニ講座

 苫小牧市音羽町の妙見寺はこのほど、ミニ講座「斉藤征義と『賢治展から45年』」を同寺の斉藤征義記念宮沢賢治ライブラリー虔十庵(けんじゅうあん)で開いた。市内外から約10人が参加し、2019年1月に75歳で亡くなったむかわ町穂別の詩人、斉藤征義さんが携わり、約半世紀前に苫小牧市などで開催された宮沢賢治展について学んだ。

 講師は、昨年12月に閉館した市王子町の「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」の元館長丸山伸也さん。1975年に道内7カ所で開催された賢治展について語った。

 斉藤さんは当時、千歳市の商事会社に勤務していた。岩手県の物品を扱う企業、岩手県産の中村方人札幌営業所長から「岩手県の物産販売イベントと合わせ、宮沢賢治の展示会を開いては」という話があり、賢治の出身地岩手県花巻市で開かれた宮沢賢治展を視察。同市の教育委員や賢治の弟静六さんなどと会い、道内開催の内諾を得た。

 その後9月に、苫小牧市を皮切りに札幌市、旭川市、釧路市などで賢治展を開催。大成功を収め、同展が東京や大阪など全国で開かれるきっかけをつくった。丸山さんは「斉藤さんの尽力で『宮沢賢治』の名が全国に知られるようになった」と功績をたたえた。

 市光洋町の会社員内田克之さん(50)は「賢治展が道内で開催されていたことを初めて知った。斉藤さんとお会いしたことはないが、人柄や功績を知ることができてよかった」と話した。

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