東京商工リサーチ北海道支社は、アフターコロナの営業戦略・AI(人工知能)ツールに関する道内企業調査結果を発表した。コロナ禍で停滞した経済活動の再活性化へ向け、営業戦略の重点策(複数回答)として「営業担当者の増員」を挙げた企業が45・5%に上り、最多に。一方、AIツールを業務に活用している企業は4・1%。ビジネス現場ではAIより、マンパワーで難局を乗り切ろうとする実態が浮かび上がった。
営業戦略の重点策では、最多の「営業担当者の増員」のほか、「Webマーケティングの導入・強化」(27・3%)、「営業外注の導入・強化」(21・2%)が上位を占めた。
企業の規模別で、「営業担当者の増員」を挙げたのは大企業が66・7%だったのに対し、中小企業は43・7%。「営業外注の導入・強化」では、大企業が33・3%で、中小企業は20・2%。いずれも大企業が上回った。
業務効率化や省力化への対応としてAIツールの活用に関しては、83・5%の企業が「方針を決めていない」と回答。8割を超える企業が、AIツールの業務活用に消極的で、現段階では方針を決めていないことが分かった。
一方、「会社として活用を推進している」(1・5%)と「部門によっては活用している」(2・6%)を合わせて、社内活用を推奨する企業は4・1%にとどまっている。
社内活用を推奨する企業の産業別では、「不動産業」が20%でトップ。これに「運輸業」(7・7%)、「製造業」と「小売業」(共に6・7%)が続いた。
調査は6月1~8日に、道内企業を対象にインターネットで実施。272社から回答を得た。
















