【女子ゴルフ・ミネベアミツミレディース・北海道新聞カップ】第2日(7日、真駒内CC空沼、6611ヤード=パー72、賞金総額1億円、優勝1800万円)
ツアー5勝で苫小牧市出身の菊地絵理香が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算8アンダーに伸ばして単独首位を守った。
1打差の2位は北広島市出身の小祝さくらと千歳市出身の宮沢美咲。さらに1打差の4位に岸部桃子とアマチュアの都玲華がつけた。前週優勝の桜井心那は17位。通算3オーバーまでの70人が決勝ラウンドに進んだ。
菊地絵理香 引き続きいいゴルフができている。あしたからは緊張も増して硬くなると思うが、自分なりにコントロールできればいい。
小祝、後半にリズム
▽…小祝は後半にリズムを取り戻した。バーディーとボギーが二つずつの前半は「パットが決まらずに苦戦していた。2メートルでも入らないのでショックが大きかった」。
それでも折り返してからは「全部、引っ掛け気味だったので、体全体で打とうと意識した」という。これが効果てきめんで、11番の9メートルを手始めに4連続バーディー。引き連れていた大勢のファンの喝采を浴びた。
3日目も同じ北海道出身の菊地、宮沢と一緒に回る。3人が上位でしのぎを削る形となり「同じ組でプレーできてすごくうれしい。地元での試合は優勝したいという気持ちが強い」。改めて強い意欲を口にした。
山本、V争いに
▽…ウエーティングからの繰り上がりで参戦している山本が7位で踏ん張っている。この日も二つ伸ばし、「ショットが安定していてシビアなパットも決められた」と声を弾ませた。
大会直前に慌ただしく会場入り。フェアウエーの狭い難コースだが、アウトの9ホールだけを回って本番を迎えた。ゴルフ場勤務などを経てプロ入りした30歳は、「せっかくのチャンスなので楽しみながらアグレッシブに」と意気盛んだった。






















