22年度道内労災補償状況 精神障害に関する請求 過去5年で最多

22年度道内労災補償状況 精神障害に関する請求 過去5年で最多

 北海道労働局は道内の2022年度「過労死等の労災補償状況」を公表した。精神障害に関する労災請求件数は96件と過去5年で最多となり、労災認定の53件も最多だった。同局は「仕事上のストレスに起因して発病する精神障害が広く認知されてきた」としている。

 精神障害に関する請求は前年度比1件増、労災認定は同15件増。自殺・自殺未遂の請求は9件で労災認定は6件だった。認定件数の業種別では「医療、福祉」が13件、「卸売業、小売業」12件、「運輸業、郵便業」7件の順に多かった。

 認定件数を年齢別に見ると、40~49歳が19人と最多で、20~29歳が15人、30~39歳が9人、50~59歳と60歳以上がいずれも5人だった。

 「出来事別」では、「上司等から身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」が14件、「セクシャルハラスメントを受けた」8件、「同僚等から暴行または(ひどい)いじめ・嫌がらせを受けた」7件、「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」6件の順に多かった。

 脳・心臓疾患に関する労災請求は前年度比2件増の29件で、労災認定は同3件増の10件。このうち死亡の請求は11件で労災認定は4件だった。

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