日本野鳥の会苫小牧支部副支部長の奥山博美さん(66)=苫小牧市内在住=が勇払原野の植物や野鳥を描いた点描画展が29日まで、市内植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センター2階で開催されている。
自ら勇払原野を巡り、観察してきた自然を題材に、大小の木板に鉛筆で下書きをし、はんだごてで細かな焦げ目を付ける。丁寧に作業を重ねる独特の手法で、5回目の個展となる今回は新旧61点の力作が並んだ。
植物の作品を多めに展示。花弁やおしべ、めしべ、葉脈などを濃淡で繊細に再現し、ベニバナヤマシャクナゲ、トキソウなど、今ではあまり見られなくなった草花も取り上げた。このほか、羽を広げて飛ぶカワラヒワ、鋭い目をしたコミミズクなど野鳥の作品もそろえた。
平取町の小学2年生石黒大貴君(8)は母親と一緒に鑑賞し「細かくてすごい。シマエナガがかわいい」と笑顔を見せた。
奥山さんは会期中、土日曜日は会場にいる。来場者の質問にも答え「自然環境に関心を持つきっかけになれば」と話している。
入場無料。開館は午前9時~午後5時、月曜休館。
















