周りとつながることが大切 男性ひとり親子育て講座 市男女平等参画推進センター

周りとつながることが大切 男性ひとり親子育て講座 市男女平等参画推進センター
父子家庭の実情を訴える上田さん

 苫小牧市男女平等参画推進センターで9日、男性のひとり親に焦点を当てた子育て講座が開かれた。講師は北海道シングルパパ支援ネットワークえぞ父子ネット(札幌)の上田隆樹さん(59)。上田さんは妻の急死でひとり親として娘を育ててきた経験を踏まえ、「一人で抱え込まず、周りとつながることが大切」と訴えた。

 11月に市男女平等参画都市宣言から10周年を迎えることを記念した講座。オンラインを含め、11人が参加した。

 上田さんは妻が死去してからの当時4歳だった長女との生活を回顧。幼稚園から渡された通信に書かれていた「スモック(作業用の上着)」という単語を理解できなかったり、運動会の時に娘だけを普段着で参加させた経験に触れ「自分は育児ネットワークに属しておらず、情報を得にくい環境にあることに初めて気付いた」という。

 その上で、幼稚園の茶話会で家庭環境をすべて打ち明けたところ、周りの母親らが手助けしてくれるようになったと強調。娘が通う小学校でPTA、おやじの会活動などにも熱心に加わり、仲間が増えたことで育児と仕事を何とか両立できたことを明かし、「『助けて』と言えるネットワークが重要」と力を込めた。

 このほか、講座では上田さんの実体験に基づき制作された絵本「おとうさんのたまご焼き」の読み聞かせも行われた。

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