4~6月期売り上げDI5期連続プラス水準 道内企業 北洋銀調べ

4~6月期売り上げDI5期連続プラス水準 道内企業 北洋銀調べ

 北洋銀行は、2023年4~6月期の道内企業の経営動向調査結果を発表した。全産業の売り上げDI(「増加した」企業の割合から「減少した」企業の割合を引いた数値)は、前期(23年1~3月期)に比べ7ポイント低下したものの10となり、5期連続でプラス水準を維持した。一方、利益DIは前期から2ポイント低下したマイナス5とほぼ横ばいで推移した。

 売り上げDIの業種別では8業種中、食料品、鉄鋼・金属製品・機械、建設業、ホテル・旅館業の4業種が前期から改善した。特にホテル・旅館業は前期比5ポイント増の88となり、全業種で最も高い水準に。食料品も18ポイント増の51となり、2番目の高水準となった。

 一方、木材・木製品、卸売業、小売業、運輸業の4業種は前期から悪化した。特に木材・木製品は3ポイント低下してマイナス21となり、全業種中、最も低い水準にとどまっている。

 利益DIの業種別では、食料品、木材・木製品、建設業、ホテル・旅館業の4業種が前期から改善。これに対し、鉄鋼・金属製品・機械、卸売業、小売業、運輸業の4業種が悪化した。

 全産業の7~9月期の見通しでは、売り上げDIは1ポイント上昇して11。利益DIは5ポイント上昇してプラスマイナス0と、9年ぶりにマイナス圏を脱出する見通し。「エネルギー価格、原材料・資材価格が高騰している一方で、値上げの実現により収益を確保する動きが見られる」と分析している。

 調査は北海道二十一世紀総合研究所に委託。5月中旬~6月中旬に、道内企業692社を対象に実施。381社から回答を得た(回答率55・1%)。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る