高松宮賜杯第６７回全日本軟式野球大会（１部）南北海道大会が８～１０日、とましんスタジアム＝苫小牧市＝などで行われ、苫小牧支部の鵡川球謝が優勝、９月３０日から岩手県で開かれる全国大会出場を決めた。同支部のＩＮＢ　ＣＬＵＢは準決勝、北海道石油共同備蓄は１回戦で敗退した。
　大会には１４チームが出場。鵡川球謝は決勝でＫＯＷＴＯＷ（千歳支部）と激突、九回１死三塁から稲葉仁慶の左前適時打でサヨナラ勝ちした。稲葉は「狙い球は絞らず、ストライクゾーンに来たら打とうと思った。大きいのは要らないので、コンパクトに打つことを考えた。いいところで出てうれしい」と話していた。
　鈴木直人監督は「１点差ゲームで苦しい試合ばかりだった。決勝は失点後にすぐ取り返せたのが勝因。チームは成長している。全国大会でも１点差を勝ち切れるような試合をしたい」と引き締めた。

　▽決勝
ＫＯＷＴＯＷ
０１０１０００００　―２
０１００１０００１ｘ―３
鵡川球謝
（Ｋ）田村、泉川―佐藤宙
（鵡）太田、関本―佐々木
🉀柳田２（Ｋ）佐々木（鵡）
🉁宮田（鵡）
🉂井上星（Ｋ）
　▽準決勝
赤平市役所
００１１０００００―２
１０１１００００Ｘ―３
鵡川球謝
（赤）斎藤―兵庫
（鵡）関本、太田―佐々木
🉀稲葉（鵡）
🉂佐々木、斎藤（赤）
ＫＯＷＴＯＷ
１００３０２３００―９
００２０００１００―３
ＩＮＢ　ＣＬＵＢ
（Ｋ）吉尾―小名
（Ｉ）岩田、三浦、池田―白井、浜谷
🉂柳田（Ｋ）白石（Ｉ）
　▽２回戦
鵡川球謝
　００００００１００００１―２
　００００００００１０００―１
ゴールドスターズ　　　　　　
　　　　　（延長十二回
（鵡）田湯―佐々木
（ゴ）立花、小林―浅野
🉁長瀬（鵡）小林（ゴ）
🉂長瀬（鵡）
エムズベースボールクラブ
００００００５００―５
００００１３３２Ｘ―９
ＩＮＢ　ＣＬＵＢ
（エ）勝俣、荒―越善
（Ｉ）岩田、池田、浜谷―白井
🉂勝俣、越善、斎藤（エ）白石（Ｉ）
赤平市役所６―０夕張市役所、ＫＯＷＴＯＷ４―１伊達赤十字病院　
　▽１回戦
ＩＮＢ　ＣＬＵＢ
０００００００００２―２
００００００００００―０
三石協会
　　　　　　（延長十回）
（Ｉ）三浦―臼井
（三）中村拓―山下
🉂岩田、門別２（Ｉ）
赤平市役所
２２２０３００―９
０００００１０―１
北海道石油共同備蓄
　　　（七回コールド）
（赤）斎藤、神山―兵庫
（北）林田、南―竹内
🉀萩原大（赤）
🉁萩原大（赤）林田（北）
🉂萩原大（赤）橋元、佐野（北）
ゴールドスターズ１４―２共栄自動車クラブ、夕張市役所７―０アタックス、エムズベースボールクラブ７―６函館市役所、伊達赤十字病院４―３小樽シーレックス