苫小牧市は12日、苫小牧市立病院に絵画作品3点を寄贈した苫小牧東高校出身で札幌武蔵野美術学院の学院長高橋伸さん(73)=千歳市在住=に感謝状を贈った。
高橋さんは5歳から苫小牧に住み、武蔵野美術大学卒業。同大大学院を修了後、パリ国立美術大学に留学。独立美術協会の会員で、独立賞や中山賞など7度の受賞歴があるほか、同院の学院長を35年以上務め、長く道の美術発展に貢献してきた。
寄贈品は▽200号サイズ(259センチ×182センチ)の2021年制作「オマージュ・勇払原野」▽50号サイズ(約117センチ×91センチ)の13年制作「原野黎明(れいめい)」▽同号の20年制作「支笏湖」。「オマージュ・勇払原野」は、勇払原野に現代的な装いの女性2人が並ぶ作品で、「支笏湖」は青々とした木々が目を引く夏の湖の風景だ。
入院患者の気持ちを和らげ、少しでも明るい気分になってほしい―と市立病院に寄贈したといい、高橋さんは数え切れないほどの作品の中から「元気になる作品」を厳選。「支笏湖」については「退院したら支笏湖に行きたいと思ってくれれば」とほほ笑み、「美術文化が盛んな苫小牧の皆さんに大作を見てほしい」と話した。
市役所で行われた感謝状の贈呈式で、岩倉博文市長は「ドクターも入院患者にも絵が好きな人がいる。大きな作品をありがとうございます」と述べた。
















