北光ファイターズ初優勝 苫小牧民報旗争奪大会

北光ファイターズ初優勝
苫小牧民報旗争奪大会
優勝した北光ファイターズ

 第21回苫小牧民報旗争奪少年野球大会は16日、苫小牧市少年野球場で決勝が行われ、北光ファイターズが沼ノ端ジェッツ・美園スラッガーズ合同を10―1の五回コールドで下して初優勝した。3位は白老町少年野球クラブ、北星有珠の沢ホークスだった。
 閉会式では、苫小牧民報社の鈴木知之社長、苫小牧市スポーツ少年団野球専門部会の金沢俊会長が「今回の結果を点検して、次の大会に備えてチーム強化を図ってほしい」とエールを送った。
 大会は8日に開幕、東胆振の16チームが熱戦を繰り広げた。
 ▽決勝
ジェッツ・美園合同
10000―1
3106X―10
北光ファイターズ
   (五回コールド)
(ジ)中岡、高橋―酒井、中岡
(北)伊藤尊―太田
🉁諸角(北)
🉂長谷川結、伊藤尊(北)中岡(ジ)
 1点を追う北光は初回、諸角、若狭の適時打と敵失などで3点を奪って逆転。四回も諸角、伊藤尊の長打、南川の2点適時打などで6点、試合を決めた。
 ジェッツ・美園は初回、北光・伊藤尊の立ち上がりを攻めて先制したが、二回以降は単調な攻撃に終わった。
 ▽準決勝
ジェッツ・美園合同
002201―5
200000―2
北星有珠の沢ホークス
(ジ)酒井、高橋―中岡
(北)岩田、鈴木―山崎
🉁酒井(ジ)
北光ファイターズ
200213―8
001000―1
白老町少年野球クラブ
(北)太田、前川、菅原―前川、太田
(白)高橋、菊池―宇佐見
🉀諸角(北)
🉁諸角、長谷川結(北)

―勝負どころで力発揮
 決勝は北光が13安打を放って快勝。今季は苫小牧民報販売店西地区大会、とましんスタジアム杯は制したが、全市大会は初の栄冠。長谷川監督は「決勝はよく打った。つないで点を取ろう―という意識は練習の成果」と笑みを見せた。
 打線がつながった。要所ではエンドランも織り交ぜながら好機に着実に加点。「今年は全道が懸かった大会はあと一歩だったが、選手の力はあると思っていた。ずっと優勝旗を目指す意気込みで練習していたし、きょうは勝負どころで力を発揮してくれた」と会心のゲームを振り返った。
 太田主将(6年)は「声、雰囲気で相手チームを圧倒できた。これからも諦めないで優勝旗を取りにいく」と引き締めた。3安打猛打賞の諸角(6年)は「調子は良かった。第一打席で波に乗れた。これからもリラックスして自分のバッティングをしたい」と話していた。

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