樽前山神社例大祭(実行委員会主催)が16日、閉幕した。後日祭の同日はトラックにみこしを載せて苫小牧市内を回る「車両みこし渡御駐輦(とぎょちゅうれん)祭」や「稚児行列」などで、地域の発展を祈願。14日からの3日間で境内には、延べ約12万人(前年同期比1万5000人増)が来場した。
この日は苫港サービス(汐見町)前でみこしを船に移し、苫小牧港・西港内を回る「海上渡御」で港湾の安全も願った。
午後6時からは、約180人による担ぎみこし渡御がスタート。双葉3丁目公園(双葉町)を出発し、同神社に向かう道中、幼稚園児や小学生がそろいの着物姿でちょうちんを手に歩く約30人の稚児行列と合流すると、沿道からは「もう少しだよ」「頑張って」などと声援が送られていた。
稚児行列に参加した幸町の田中琴葉ちゃん(5)は「ちょっと大変だったけど歩けて楽しかった。服もかぶり物もかわいくて、またやってみたい」とにっこり。父親の聡史さん(41)も「なかなか着る機会の少ない衣装に身を包んだかわいい姿を見られた」と目を細めた。
担ぎみこしは、約150の露店が並ぶ境内の人混みをかき分けて社殿に向かうと、盛り上がりは最高潮に。境内は午後9時の露店閉店間際まで、大勢の市民らであふれ返っていた。
家族で訪れた高丘の山田一桜くん(11)は「射的やおみくじで景品が当たってうれしかった。来年も参加したい」と笑顔。父親の佑哉さん(38)は「みこしが通ると子どもたちも喜び、家族で楽しめた」と話していた。
後藤勝夫運営本部長は「(2日目は)雨天に見舞われたが、こんなに人が来るとは思わなかった。来年はよりよい祭りにしたい」と語った。



















