苫小牧市の活性化考える 南高校1年生、TGP展開へ自然学ぶ

苫小牧市の活性化考える 南高校1年生、TGP展開へ自然学ぶ
安田さん(右)から苫小牧の自然環境について話を聞く生徒たち

 苫小牧南高校(藤島尚子校長)の1年生159人は、今年度も苫小牧市の活性化を考える「TGP(苫小牧元気プロジェクト)」を展開する。地域課題に触れながら、グループワークなどを通して解決策を考えて行く予定で、14日は移住者2人を迎え、生徒たちに地域話題を提供。今後、12月の発表会に向けて学習を進めていく方針だ。

 同プロジェクトは、自ら課題を発見、解決していく力を養う目的で、総合的な探究の時間で取り組んでいる授業。1年生を対象に実施する。

 この日は自然の面白さをインターネットラジオ「ポッドキャスト」で伝える活動などを行う観森(みもり)=白老町=の代表野田和規さん(26)と共同代表安田裕太郎さん(28)を迎えた。

 体育館で行われた講義では、北大苫小牧研究林(苫小牧市高丘)の森林資料館から借りたミンクやモモンガの毛皮、タヌキの剥製などを生徒たちに見せながら、苫小牧の自然環境や移住した経緯を説明。安田さんは「研究林や展示物を知らないまま地域のことを考えることはできない」と強調し、苫小牧に豊かな自然があることを伝えた。

 講義の後、4人ごとに分かれてグループワークも実施し、2人の話を踏まえながら苫小牧の特徴について意見交換した。

 さまざまな動物の毛皮を触った加藤摩桜(まお)さん(16)は「初めて触ったが、クマ(の毛皮)はタヌキよりも硬かった」といい、垣通煌介さん(15)は「苫小牧に自然のイメージはなかった。知っているようで知らないことがいっぱいあった」と考えを深めた様子だった。

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