北洋銀行は、2023年道内景気と賃金動向調査結果を発表した。景気判断DI(「回復している」と回答した企業の割合から「悪化している」とした企業の割合を引いた値)は前年から40ポイント上昇して36となり、18年以来5年ぶりにプラス圏に転じた。
業種別では、鉄鋼・金属製品・機械(マイナス3)を除き、全ての業種がプラス圏に浮上。ホテル・旅館業は前年比37ポイント上昇して81となり、最も高い水準に。これに食料品製造業(65)、運輸業(48)が続いた。
道内景気が回復に転じる時期については、全産業で「23年中」(56%)が最多となった。
景気先行きの懸念材料(複数回答)では、「電気料金の動向」が75%でトップ。以下、「原材料価格の動向」(71%)、「原油価格の動向」(67%)、「物価の動向」(55%)、「ウクライナ紛争の動向」(51%)の順となった。
一方、賃金の動向については、定期給与(基本給・諸手当など)を引き上げ・引き上げ予定の企業は85%に。3年連続で前年を上回り、13年の調査開始以来最高の水準となった。一人当たりの引き上げ幅も「前年から増加した」と83%の企業が回答。前年から19ポイント上昇した。
また、特別給与(賞与・期末手当など)を引き上げ・引き上げ予定の企業は30%に。3年連続で前年を上回り、過去3番目の高水準となった。
賃金見直しの際の重視項目(複数回答)では、「企業の業績」が82%で最多。これに「雇用の維持・確保」(64%)、「物価の動向」(44%)が続いた。
調査は北海道二十一世紀総合研究所に委託。5月中旬~6月中旬に、道内企業692社を対象に実施。381社から回答を得た(回答率55・1%)。
















