全国への意気込み語る 社会人軟式野球チーム「鵡川球謝」 南北海道大会優勝を報告 

全国への意気込み語る 社会人軟式野球チーム「鵡川球謝」 南北海道大会優勝を報告 
南北海道大会優勝を報告した鵡川球謝の鈴木監督(左)

 むかわ町の社会人軟式野球チーム「鵡川球謝」の鈴木直人監督(47)は19日、町役場を訪れ、高松宮賜杯第67回全日本軟式野球大会(1部)南北海道大会(8~10日)で優勝したことを報告した。9月30日から岩手県で行われる全国大会に出場する。チームとして全国規模の大会に出場するのは、2012年の東日本軟式野球大会以来。

 鵡川球謝は、町内出身者と鵡川高校野球部OBを中心に20人で構成。14チームで競った南大会では苫小牧支部代表として参戦し、ゴールドスターズ(札幌支部)との初戦を延長戦の末2―1で切り抜けると、準決勝では赤平市役所(北空知支部)に3―2、決勝では千歳支部代表のKOWTOWに3―2でサヨナラ勝ちし、激戦のトーナメントを制した。

 鈴木監督は「守りでリズムをつくり、離されずについていけたことが大きい。投手プラス守りの安定が1点差ゲームを勝ち切れた要因」と語る。20代前半の若手が主体のチーム編成で「高校時代は花の咲かなかった選手がほとんどだが、全国大会(出場)を勝ち取ったことで一つの自信になったのでは」と目を細めた。

 高松宮賜杯は「天皇賜杯」に次ぐ権威ある大会で、全国各ブロック予選を勝ち上がった32チームで競う。鈴木監督は「若いメンバーの力を思う存分発揮できるところまで持っていき、一つでも多く勝ちたい。むかわ町の名をアピールしてきます」と意気込み、成田忠則副町長は「北海道はレベルが高いので、全国大会でも遜色なく戦えるのでは。全国で活躍できるよう町としてもできる限りのバックアップをしていく」と激励した。

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