苫小牧市は19日、「やさしい日本語」をテーマにしたワークショップをまちなか交流センター・ココトマ(表町)で開催した。市の国際化推進事業の一環で市民など21人が参加。相手の立場を考え、コミュニケーションを図る大切さに理解を深めた。
「やさしい日本語」は、敬語や擬音語、曖昧な表現など分かりにくい日本語を使わないよう気を付け、どんな人にでも伝わる表現を探る方法。講師を務めた北海道多文化共生NET(苫小牧市)代表理事の五十嵐啓子さんは、国内で暮らす外国人が増え、コミュニケーションの重要性は増していると話し、「一文を短くする」など、やさしい日本語のポイントを紹介した。
参加者は4~5人の班に分かれ、地震未体験の外国人に伝えるべき情報を三つ考え、やさしい日本語にして発表し合った。多くの班が情報を絞ることや言葉の伝え方で苦労した様子。五十嵐さんは「『避難所』などは言い換えず、覚えてもらった方がよい場合もある。相手を見て聞いて、伝える優しさを」と説明した。
参加した野口観光ホテルプロフェッショナル学院1年生の山田奏人さん(19)は「初めてやさしい日本語に触れ、難しかったが、外国の方を接客することがあるので勉強になった」と振り返った。
















