北海道では36年ぶりとなる全国高校総合体育大会「翔び立て若き翼 北海道総体2023」が22日に開幕する。苫小牧市(緑ケ丘公園庭球場)はソフトテニス(22~29日)、テニス(一部千歳市、31日~8月7日)の2種目が会場になる。総合開会式は22日、北海きたえーる(札幌市)で行われる。
ソフトテニス団体戦は男女各48校、男子個人は312組、女子個人316組が出場。テニスは団体男女各50校、シングルス男女各128人、ダブルスは男女各64組が出場する予定。選手・役員などを合わせた総勢の来場者数(1日)はソフトテニスが約3300人、テニス3800人を想定している。
ソフトテニスは東胆振からの出場校はないが、女子個人の本吉愛明・阿部奈花(とわの森三愛2年)の阿部が苫小牧出身。また、男子個人の堀部響介・増田快翔(同3年)の増田が白老町出身。増田は団体戦にも出場の予定。
男子団体の本道勢は北海道科学大高、とわの森三愛の2校。女子団体は札幌龍谷、とわの森三愛。
男女個人はともに8組が出場し、このうち女子は6組、男子は5組がとわの森三愛の選手だ。
日程は22日に苫小牧市民会館で男子開会式。23、24日は男子個人戦、25日は男子団体戦。26日に女子開会式を行い、27、28日に女子個人戦、29日に女子団体戦が行われる。
テニスの本道勢は男子団体の立命館慶祥、札幌光星、女子団体の札幌光星、北星女子が出場。シングルスは男子6人、女子5人、ダブルスは男女各3組が出場する。男子シングルスは室蘭支部の舟山佳太(海星学院2年)、男子ダブルスは佐藤傑・佐藤克(海星学院1年)、女子ダブルスには佐々木遙菜・松田侑来(海星学院3年)が名を連ねている。
31日に苫小牧市民会館で開会式。8月1~3日で男女の団体戦。4~7日で男女のシングルス、ダブルスが行われる。
前回北海道で高校総体が行われたのは1987(昭和62)年。苫小牧はソフトテニスとフェンシングの競技会場となった。ソフトテニスでは苫小牧西から女子1ペアが出場し、4回戦まで進出する健闘を見せている。

















