道は21日、感染症の道内の流行状況を発表した。新型コロナウイルスは増加傾向を継続中。乳幼児がかかりやすい夏風邪「ヘルパンギーナ」も急増し、全国平均を上回っている。道感染症対策課では、基本的な感染防止対策の実践を呼び掛けている。
新型コロナの直近1週間(10~16日)の状況は、定点医療機関(221カ所)1カ所当たりの感染者数は全道平均で8・45人。3週連続で前週を上回り、緩やかな増加傾向が続いている。学校祭や地域の祭りなどで若者を中心に感染が広がるケースが目立っている。道によると、「第8波」が落ち着いた今年1月下旬ごろとほぼ同水準という。十分な換気や手指消毒の徹底のほか、ワクチン接種の検討を呼び掛けている。
一方、ヘルパンギーナの直近1週間(10~16日)の定点医療機関1カ所当たりの感染者数は、全道平均12・24人。過去10年で最多となり、全国平均(6・86人)を大きく上回っている。前々週(6月26~7月2日)に6・01人となり、厚生労働省が示す警報基準(6人)を2016年以来、初めて上回ってから3週連続で増加が続く。全道30保健所のうち18保健所で警報を発令中。保健所管内別では、苫小牧保健所が42・25人で最も多くなっている。
ヘルパンギーナは、主に接触や飛沫で感染が広がる。発熱と口の中で水疱(すいほう)ができるのが特徴で、乳幼児を中心とする代表的な夏風邪とされる。予防には▽子どもが日常的に触れる、おもちゃなどの消毒▽集団生活の場ではタオルの共用を避ける▽せきなどの症状がある場合はマスクの着用―などが必要と説明している。
















