山林を舞台に、地図上に記されたポイント(通過地点)をクリアし、ゴールまでのタイムを競うスポーツ、オリエンテーリングの体験会がこのほど、苫小牧市高丘ハイランドスポーツセンター周辺を会場に開かれ、参加者らが競技の魅力に触れた。
体験会には3人が会場に訪れ、体験前にユーチューブで地図の見方を熱心に学びスタートした。3人で協力して進み、途中にあるポイントを全てクリアしながら2キロほどのコースを回った。新聞を見て参加したという柴田和宏さん(48)は「宝探しみたいな感覚。とても面白かった」と話していた。
体験会発足人の鈴木雄輔さん(レッドイーグルス北海道ゼネラルマネジャー)は「本番の勝負では、ポイントへのルートを自分で決めながら最短で目指す。途中で坂があったりする中で、読図力の正確性と走るスピードが大事になってくる」とアドバイス。また「楽しんでもらえてよかった。多くの方に競技の魅力を味わってほしい」と話していた。

















