苫小牧市内で今月、高校生の新たな奉仕グループ「高校生ボランティアWith me(ウィズミー)が始動する。立ち上げたのは苫小牧中央高校1年の本間仁子(にこ)さん(15)と、苫小牧南高校1年の己子(ここ)さん(同)の双子姉妹。市社会福祉協議会などの協力を得ながら地域のニーズを踏まえたボランティア活動を展開していく。まずは27日、もえぎ町総合福祉会館で小中学生向けの学習支援を行う。
2人は共に凌雲中学校卒。同中時代はボランティア部に所属し町内会活動にも積極的に参加してきた。
今春の高校進学をきっかけに本格的に地域活動に取り組もう―と、さまざまな構想を練ってきた2人。仁子さんは「芸能人などの影響で体形を気にする若い子が増えており、若年層が健康的に痩せる方法を学べる場をつくりたい」、己子さんは「経済面で困っている家庭の子どもへのサポートができれば」と語る。
市社協の助言で、学校の友人に声を掛けるなどしてメンバーを募集。今月中旬、奉仕グループを立ち上げ、小中学生の勉強を支援する会の開催から始めることにした。
メンバーは17日時点で2人を含め中央、南、東高校の生徒11人。初回は夏休みの宿題に励む時間の位置付けで27日午後1時半~同5時にもえぎ町の総合福祉会館で開く。小中学生に宿題を持ち込んでもらい、分からない問題などについてメンバーがサポートする。
会場では「なんでも相談会」も同時開催。学校や家族関係、友達関係の悩み、小中学生が知りたいことや誰かに話したいことなどを高校生に相談できる機会にする。市社協の職員も常駐し、専門的な相談や保護者からの相談にも応じる。
学習支援は、今後も各地の町内会館や市社協が運営する若い世代向けのコミュニティーカフェ「イゴコチ」で行う予定。月1回ペースで続けながら、地域のニーズやメンバーが挑戦してみたいことも考慮し、活動内容を検討していくという。
仁子さんは「自分たちのような若者の中には、やりたいことがあるのに『どうせできない』と思い込み、諦めてしまう人もいる」と指摘。「若い人も大人と同じようにやりたいことをどんどんやるべきだし、自分も地域の中で行動を続けていきたい」と意気込む。
学習会への参加は無料で、申し込み不要。会場は出入り自由。
問い合わせは市社協 電話0144(32)7111。
















