苫小牧和光中学校(大村浩喜校長)の2年生137人が20日、同校の体育館で総合的な学習の時間で苫小牧の観光を盛り上げるアイデアを発表した。1年次から3年間かけて取り組む苫小牧観光推進プロジェクトの一環で、4クラスの各代表が市職員らを前にさまざまな提案をした。
同プロジェクトは、「苫小牧市が観光客数(年間)260万人を達成するためにはどうしたらよいか」をテーマに掲げ、課題解決策を探る。1年次に苫小牧の魅力を紹介する観光プランを作成しており、今年度は6、7両日の宿泊研修で札幌を訪問。苫小牧と比較しながら、観光客を増やすアイデアや工夫をグループで考えてきた。
この日、生徒たちは実際に足を運んだ札幌市内の観光名所や飲食店について紹介。円山動物園の展示物、テレビ塔の入場チケット、白い恋人パークの撮影スポットなどの写真もスライドで示しながら、苫小牧の観光振興策として「映えるスイーツを開発」「緑ケ丘公園展望台に飲食店をつくる」「市立中央図書館に(写真撮影スポットの)大きな本のパネルを設ける」といった提案をした。
市観光振興課の職員は「人気観光地ランキングで苫小牧は道内178の市町村中9位だが、宿泊客が少ないのが課題」と指摘。苫小牧商工会議所地域振興課の職員は「それぞれターゲットを明確にし、SNS(インターネット交流サイト)発信ならどんなふうに行うかまで考えてもらえれば」とアドバイスした。
3年次では、修学旅行で訪れる東北での体験も踏まえ、提案内容を固める予定。富樫柚姫さん(14)は「自分たちが出した案が良ければ、ぜひ採用してほしい」と話した。
















