美術博物館がリニューアル10年 苫小牧

美術博物館がリニューアル10年 苫小牧
リニューアル10周年の苫小牧市美術博物館

 苫小牧市美術博物館は27日、前身の市博物館からリニューアルオープンして丸10年を迎える。今年は、開催中の「縄文と現代~共鳴する美のかたち」をはじめ、美術関連の特別展、企画展が例年以上に充実。藤原誠館長は「地元企業やボランティアなど多くの支えがあって、ここまで活動してこられた」と感謝する。

 1985年に「博物館」としてオープンした同館は、まちに美術館を―という市民要望に応え展示室を増改築。2013年、美術館機能を併設した「美術博物館」に生まれ変わった。

 例年特別展を年に1回、企画展を3回実施しているが今年は特別展2回、企画展3回で、9月には出光美術館による展示会も開館記念特別展以来、10年ぶりに開催する。

 毎年3万人程度で推移してきた年間の来館者数はコロナ禍による閉館などで20、21年度は1万人台まで落ち込んだが、22年度は3万5173人と急回復。今年度も堅調に推移する。

 ただ、藤原館長は「展覧会時に行うアンケートでは、一定数初めて来たという人がいる」と指摘。「常設展示はなかなか変えることができないので、一度来た人がまた来たいと思えるようにしなければ」と課題を挙げ、デジタル化にも力を入れ「地元の美術博物館として身近な存在で在り続けたい」と語る。

 リニューアル10年を記念し27、28の両日は、特別展を観覧し、アンケートに回答した各日先着50人に記念のオリジナル缶バッジをプレゼントする。

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