ボクシングダブル世界戦 井上尚、4階級制覇達成

ボクシングダブル世界戦 井上尚、4階級制覇達成
スーパーバンタム級タイトル戦の3回、スティーブン・フルトン(右)を攻める井上尚弥=25日、東京・有明アリーナ

 プロボクシングのダブル世界戦は25日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は、両団体の1位で挑戦者の井上尚弥(大橋)が、統一王者のスティーブン・フルトン(米国)を8回1分14秒TKOで破り、2団体の王座を獲得した。世界4階級制覇は井岡一翔(志成)に続き日本男子2人目。日本男子の現役世界王者は7人となった。

 井上尚は日本選手初の世界主要4団体王座統一を果たしたバンタム級から、スーパーバンタム級に階級を上げて最初の試合だった。世界戦20連勝とし、通算戦績は25戦全勝(22KO)。フルトンはプロ初黒星で、21勝(8KO)1敗となった。

 WBOフェザー級タイトルマッチでは、同級11位の清水聡(大橋)が王者のロベイシ・ラミレス(キューバ)に5回1分8秒TKOで敗れ、37歳の日本男子最年長での世界王座獲得はならなかった。戦績は清水が11勝(10KO)2敗、ラミレスが13勝(8KO)1敗。

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