甲子園への切符を懸けた第105回全国高校野球選手権記念大会南・北海道大会の決勝戦が25日、北広島市のエスコンフィールド北海道で行われた。前身の北海道日大以来48年ぶりの出場を目指した北海道栄(白老町)は北海(札幌市)に2―11で敗れたが、生徒や関係者からは健闘をたたえる声が広がった。
同校の三塁側スタンドは、全校応援の生徒や父母会など約500人で埋まった。吹奏楽部3年の中川豪仁部長(17)は試合前、「選手がいつも以上の力を出せるよう応援したい」と意気込んでいた。先発投手の平大輝選手(3年)の母・祐子さん(50)は「努力してきた成果を出してほしい」と祈るように見守った。
試合は序盤からリードを許す苦しい展開も、七回に1点を返すと応援のボルテージが上がった。八回に小原一叶選手(2年)のホームランが飛び出すとスタンドの盛り上がりは最高潮に達した。
主将の神野航汰選手(3年)の母・美穂さん(47)は「『ここまで連れてきてくれてありがとう』と伝えたい」とねぎらった。野球部1年の松田紘英さん(15)は「秋には先輩たちと同じ場所に立てるように頑張りたい」と力を込めた。
















