環境省支笏洞爺国立公園管理事務所(千歳市)は27日、樽前山で本来は同山に生息していない高山植物のコマクサの除去作業を行った。同事務所の職員やパークボランティアら計13人が参加。すでにピンクや白の花を咲かせた株も多数見つかり、次々と抜き取った。
参加者は、7合目ヒュッテから約1時間かけて外輪山に到着。同事務所職員から「根から取らないとまた生える」などと助言を受けながら、スコップを手に約3時間作業した。樽前山神社奥宮に向かう登山道の途中で通常、立ち入り制限されている南側の斜面にも入った。
支笏湖パークボランティアを務める恵庭市の前田一哉さん(68)は「初めてコマクサを見てきれいな花だと思ったが、本来はいない植物なので抜き取るのは仕方がない」と述べた。
同事務所によると、昨年度は3回の作業で計1361株を除去。今年は6月の1回目で886株を取り除いた。今回の分は集計中だが、前回並みかそれ以上になる見込みだ。
















