鈴木直道知事は28日の定例会見で、道内で新型コロナウイルスの感染者が4週連続で増加していることについて、「道としては引き続き地域の医療機関の実情や集団感染の状況にも注意しつつ、道民の皆さんに対して的確な呼び掛けを行っていく」と述べ、感染拡大防止に向けた取り組みを進める考えを示した。
17~23日の道内定点医療機関(221カ所)の1医療機関当たりの感染者数は全道平均で8・92人。前週(10~16日)に比べ0・31人増え、4週連続で増加している。
知事は「全国的なトレンドと比較すると緩やかな増加の状況」との認識を示した。さらに新型コロナだけではなく、「道内ではヘルパンギーナ、RSウイルスといった小児の夏風邪の流行も続いている」と説明。道民に対し「手洗いなどの手指消毒や換気などの基本的な感染防止対策をぜひやっていただきたい」としたほか、「体調不良を感じたときは無理をせず、体調の管理には十分に気を付けていただきたい」と呼び掛けた。
また、知事は家庭のCO2排出量を可視化できるアプリ「北海道ゼロチャレ!家計簿」の運用を28日に開始したと発表した。
「北海道は冬期間の暖房の影響で1人当たりの温室効果ガスの排出量が全国平均の約1・3倍と高い。家庭からのCO2排出量が、北海道全体の23%を占めている」と指摘。このため、道では環境省北海道地方環境事務所と連携し、各家庭での排出量削減に向けてアプリを開発した。「毎月の電気、ガス、ガソリンなどの使用量と料金を入力すると、排出量の増減や類似世帯との比較、市町村別の削減状況が分かるものになっている。多くの皆さんに利用してほしい」と説明。市町村や企業を通じて参加者を拡大するため「北海道ゼロチャレ!」サポーター制度も設けたことを挙げ、「多くの企業、団体などに参加をいただき、取り組みの輪を広げていきたい」との姿勢を示した。
















