中学生広島派遣 31日出発の5人が市長表敬 苫小牧

中学生広島派遣 31日出発の5人が市長表敬 苫小牧
広島での研修を前に、岩倉市長を訪問した生徒たち

 次代を担う子どもたちが被爆地・広島を訪れ、戦争と平和について学ぶ苫小牧市の中学生広島派遣事業が、今年度も7月31日~8月2日に行われる。研修を前に派遣団員の中学生5人が28日、岩倉博文市長を表敬訪問して意気込みを語った。

 5人は植苗小中学校の齋藤美優さん(14)、沼ノ端中の海沼来伽さん(同)、啓明中の兼松風歌さん(同)、和光中の井上柊佳さん(同)、勇払中の大町日南さん(同)。全員中学3年で、各校で生徒会長を務めている。

 広島市での研修では語り部活動を続ける被爆者から体験談を聞いたり、広島平和記念資料館を見学したりし、平和記念公園内の原爆の子の像への千羽鶴奉納なども計画。15日、市民会館で行われる平和祈念式典で「平和の誓い」を行うほか、中学校でもそれぞれ、研修報告をする。

 この日、市役所を訪れた5人は岩倉市長の前で決意表明。原爆の像に関心を持ったという海沼さんは、「教科書だけでは学べないことを知り、人生に生かせるものを得たい」と力を込めた。大町さんは「広島で見たり感じたりしたことを、苫小牧の人に伝えたい」と抱負を述べた。

 岩倉市長は「世界では今も戦争や紛争で大変な思いをしている人がいる。研修で戦争の悲惨さ、無意味さ、愚かさを実感し、周りの人に伝えてほしい」と激励した。

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