苫小牧市は24時間いつでも市政情報の問い合わせに対応しようと、AI(人工知能)を活用した自動応答システム「AIチャットボット」を市ホームページに導入する。道がコロナ対応で採用するなど、各機関で徐々に定着している仕組み。市は市民の利便性向上を図ろうと、2024年3月の運用開始を目指している。
チャット(会話)とロボットを組み合わせたAIチャットボットは、リアルタイムに自動で回答するウェブサービスで、AI搭載型(人工知能型)とシナリオ型(人工無能型)がある。市はシステムの導入や運用、保守業務を公募型プロポーザル(企画型提案)で考えており、今年度予算に事業費197万円を計上。6月に実施を公表した。
事業者が質問22件を寄せており、提案書の提出期限は今月31日。8月22日にヒアリングし、同24日に結果を公表する予定だ。市は「詳細は事業者の提案によるが、閉庁時間の問い合わせに対応できる」と導入メリットを説明し、「解決できない場合、来庁やメールなどで相談も受ける」と従来対応も継続する。
これまで市民が市に問い合わせする場合、電話や窓口対応は原則平日の開庁時間。市ホームページからも問い合わせできるが、回答は後回しを余儀なくされていた。チャットボットはホームページのメンテナンスなどを除けば、24時間365日いつでも対応する。
道は8課で導入しており、このうち新型コロナウイルス感染症対応はシナリオ型で、22年9月から運用。「陽性になった」「ワクチンについて」「よくある質問」など、あらかじめ設定した項目について指定すると、フクロウ形AIロボットが回答する内容で、この10カ月余りで30万件超のアクセス。道感染症対策連絡本部指揮室は「内容を少しずつ変えながら、コロナ関連の問い合わせに対応できている」と話している。
















