【アトランタ時事】米大リーグは７月３１日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はブレーブス戦に２番指名打者で出場して３打数２安打、１敬遠四球、１死球だった。安打は５試合連続。エンゼルスは４―１で勝った。

　カブスの鈴木はレッズ戦に２番右翼で出て、三回に中犠飛を放った。レッドソックスの吉田はマリナーズ戦に３番左翼で出場した。

　【ロサンゼルス時事】米大リーグで大谷翔平選手が所属するエンゼルスは７月３０日、ロッキーズとの交換トレードでＣ・Ｊ・クロン内野手（３３）とランダル・グリチック外野手（３１）を獲得したと発表した。ロッキーズにはマイナーの若手２投手が移る。

　野手に負傷者が続出しているエンゼルスは、９年ぶりのプレーオフ進出を目指して積極的に補強。クロンは今季ここまで打率２割６分、１１本塁打、３２打点。昨季までメジャー９年間で２５本塁打以上を４度マークしており、２０１７年以来のエンゼルス復帰となる。グリチックは今季、打率３割８厘、８本塁打、２７打点。昨季まで８年連続で２桁本塁打を放っている。

　【アトランタ時事】米大リーグ機構は７月３１日、週間最優秀選手（ＭＶＰ）を発表し、ア・リーグでは投打で活躍したエンゼルスの大谷翔平選手（２９）が選ばれた。今季３度目で、通算では日本人最多を更新する７度目。エンゼルスで７度の受賞は名投手ノーラン・ライアンに並んで球団最多で、シーズン３度の受賞も１９７５年のライアンと並んで球団最多。

　大谷は投手では２７日のタイガースとのダブルヘッダー第１試合で、メジャー初完投となる９勝目を１安打完封で飾った。指名打者で出場した第２試合では２打席連続本塁打。ダブルヘッダーの１試合で完封、もう１試合で２本塁打を放つのは大リーグ史上初だった。打者では１週間で打率３割、３本塁打、４打点の成績を残した。