避難所運営 女性視点で考える 道ワークショップ 苫小牧

避難所運営 女性視点で考える 道ワークショップ 苫小牧
避難所でのさまざまな配慮について話し合う参加者

 道は7月31日、「女性のための災害対応ワークショップ」を苫小牧市北栄町の沼ノ端交流センターで開いた。見過ごされがちな女性の視点から避難所の運営を考えるイベントで、市内外から約30人が参加。誰もが安心できる防災対策について意見を交わした。

 北海道防災教育アドバイザーで気象予報士としても活躍する住友静恵さんが講師を務め、避難所で女性が直面する悩みを解説した。住友さんは「女性用トイレは長蛇の列になりやすく、簡易トイレの設置は男性1に対し女性3の比率が望ましい」と指摘。また一口に女性といっても妊産婦、高齢者、子ども、障害の有無、外国人などで悩みは異なり、「得意なことを頑張れるようにするのが大事」とアドバイスした。

 続いて参加者は4~6人の班に分かれ、「子どもの泣き声がうるさくて眠れない」など避難所で起きそうな問題の対応について議論し、発表し合った。小学生は「防災かるた」作りに挑戦。「火事は戻らず、前に進め」などの読み札と取り札の絵を描いて発表し、大きな拍手を浴びた。

 市内明野新町の森清子さん(45)は「発表を聞いて人によって視点が違うことを感じた」と振り返り、一緒に参加した長男健君(9)は「かるたが楽しかった」と笑顔だった。

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