【ニューヨーク時事】米大リーグ、レンジャーズ傘下の３Ａラウンドロックを退団後、所属先が決まっていなかった筒香嘉智内野手（３１）が独立リーグ、アトランティック・リーグのフェリーホークスに入団することが７月３１日、関係者の話で分かった。球団はニューヨークのスタテン島が本拠地で、近日中に発表される見通し。

　筒香は１月にレンジャーズとマイナー契約を結んでキャンプに参加。開幕をマイナーで迎えた後、メジャー昇格を果たせないまま６月下旬に自由契約となった。３Ａでは５１試合出場で打率２割４分９厘、６本塁打、３３打点の成績だった。

　筒香のメジャー通算成績は３年間で１８２試合出場、打率１割９分７厘、１８本塁打、７５打点。

　【アトランタ時事】米大リーグは１日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はブレーブス戦に２番指名打者で出場し、４打数１安打、１盗塁だった。六回に遊撃内野安打で出塁して、今季１３個目の盗塁を決めた。安打は６試合連続。エンゼルスは１―５で敗れた。

　【アトランタ時事】米大リーグは東部時間１日午後６時にトレード期限を迎え、エンゼルスの大谷翔平選手（２９）の残留が正式に決まった。今オフにフリーエージェントになるため、米メディアでは移籍の可能性を報じられてきたが、ミナシアン・ゼネラルマネジャーは７月２７日の会見で「翔平のことが大好きで、彼は特別な選手」と放出しない考えを示していた。

　エンゼルスは７月２６日にホワイトソックスから先発と救援の２投手、同３０日にロッキーズから強打者の２選手、８月１日の期限ぎりぎりでもメッツから救援のドミニク・レオン投手を獲得した。トレード市場で買い手となり、プレーオフ進出を目指している。

　この日までに各球団で多くのトレードが成立した。メッツからは通算２１０勝のマックス・シャーザー投手がレンジャーズに、通算２５０勝のジャスティン・バーランダー投手が昨季まで在籍したアストロズに移り、そろってエンゼルスの所属するア・リーグ西地区のチームに加わった。

　日本選手では藤浪晋太郎投手がアスレチックスからオリオールズに移籍した。（成績は７月３１日現在）