道と熊本県は2日、半導体分野の連携に関する協定を締結した。半導体関連企業の集積に向け、交通アクセスの改善や人材育成などについて情報の共有を進め、国への要望活動を強化する。
熊本県菊陽町では、半導体受託製造最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が、2024年末の生産開始に向け工場を建設中。千歳市にも次世代半導体の国産化を担うラピダス(東京)が新工場の建設準備を進めている。
熊本県の蒲島郁夫知事は熊本市内で行われた締結式で、「人材の確保など、共通の課題は多い。密接な連携を図っていきたい」と強調。道の鈴木直道知事は「ともに前例のない国家プロジェクトに向き合っている。役所だけではなく、経済界や大学、産学官が連携することに意義がある」と述べた。
両道県は、観光交流の促進などでも連携。人材育成では北海道大学や熊本大学とも協力する。式典にはラピダスの小池淳義社長や千歳市の横田隆一市長、菊陽町の吉本孝寿町長らも参加した。
















