東京商工リサーチ北海道支社は、7月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月比15件増の24件となり、7月としては6年ぶりに20件を超えた。負債総額も24億2500万円となり、前年同月比96・7%増とほぼ倍増した。
地域別では、札幌市が10件で最多。これに釧路市と函館市が各3件で続いた。苫小牧市でも2件発生した。
原因別では、不況型の「販売不振」が15件と全体の6割強を占めた。これに「放漫経営」(5件)が続いた。
業種別では、「サービス・他」が10件で最多。以下、「建設業」(6件)、「小売業」(4件)、「情報通信業」(2件)、「卸売業」と「1次産業」(各1件)の順。
新型コロナウイルス関連倒産は11件発生。道内では累計266件となった。
7月の企業倒産に伴う従業員の被害者総数は61人。今年1月からの累計では559人となった。
同支社では「長期化したコロナ禍で経営改善が進まず、疲弊した企業は多く、依然として厳しい状況」と分析。「今後は経営体力が乏しい企業を中心に、諦め型倒産を含め、増勢を強める可能性が高い」と指摘している。
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帝国データバンク札幌支店の調査では、7月の道内企業倒産は21件、負債総額23億8700万円。前年同月に比べ、件数は13件増、負債は約3・3倍の大幅増となっている。
















