東京海洋大学(東京)の練習船「海鷹丸」(1886トン)が3日、苫小牧港・西港区南埠頭(ふとう)に初入港した。休養目的の寄港で船内公開はしないが、実習生が交代で下船して苫小牧市内で余暇を過ごし、5日午後2時に出港を予定している。
同船は実習生26人が乗船し、海洋や水産への知識や技術を研さん。環境への影響が懸念されるごみマイクロプラスチックの調査などを行ってきた。7月13日に東京港を出港後、各地に寄港し、3日午前10時半、同埠頭1号岸壁に入った。
苫小牧港利用促進協議会が歓迎セレモニーを実施。苫小牧港管理組合の山崎直人港湾政策室長は、苫小牧港開港60周年と同船第70次航海の二つの節目が重なったことに「素晴らしいご縁」と強調。実習生に「将来、港湾従事者として来られることを心待ちにしている」と期待した。
同船の林敏史船長(61)は「初めて寄港したが、多くの船舶で活気がある。実習生にとっても大変貴重な体験」と強調。札幌市出身の実習生山本英(あきら)さん(21)は「長崎港や山形県酒田港に寄ってきたが、苫小牧港は今まで見たことのない大きさ」と驚いていた。
















