鈴木直道知事は4日の定例会見で、2日に熊本県と半導体関連分野での連携強化のため協定を締結したことについて「国においては北海道と九州を、東京と大阪に次ぐ第3、第4のデジタルインフラの中核拠点に位置付けている」と強調。今回の協定締結が「北海道と熊本県の連携、交流拡大に向けた第一歩となり、両地域の経済の活性化、わが国の経済安全保障への貢献、国民の豊かな暮らしと経済の実現につながることを期待している」と述べた。
道内ではラピダス(東京)が千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」に次世代半導体工場を建設し、2027年の量産化を目指している。熊本県では、半導体製造世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が菊陽町に工場を建設中で24年に稼働予定。協定は鈴木知事が熊本県を訪れ、調印した。
知事は協定締結を契機として、10月14~21日に「観光交流ウイーク」を実施すると発表。「14日に札幌で、21日は阿蘇くまもと空港でイベントを開催。札幌会場には熊本県の蒲島郁夫知事も参加する」と説明。期間中、両道県が連携し、航空会社やメディアなどを訪問して取り組みをPRし、観光交流を促進する。
知事は「熊本にはTSMCの関連で多くの台湾の方々が滞在される予定で、北海道に強い興味を頂いている」と指摘。「ビジネスと観光両面で交流が活性化して、かつて北海道と結ぶ直行便があった熊本との運航につながれば」と意欲を示した。
















