苫小牧市錦西町の北洋大学で2日、長生大学研修科の講座が行われた。北洋大の奥村訓代学長が「グローカル時代における多文化共生のための日本語支援を考える」をテーマに講演し、外国人と日本語で会話する際の注意点などを伝えた。
長生大学は60歳以上の市民が対象の生涯学習の場。4年の本科と、さらに4年学ぶ研修科がある。北洋大は、大学生になった気分で講義を受けてほしい―と例年、講義室での授業を提供しており、昨年から奥村学長が登壇している。
奥村学長は外国人への日本語教育に関し、ユーモアを交えながら説明した。日本語は例えば「嫌」といっても正反対の「好き」の意味を持つこともあり、暗黙のルールが多い「ハイ・コンテクスト言語」と指摘。一方、英語は「ロー・コンテクスト言語」で「外国人に一を聞いて十を知ってもらうことはできない」と強調。話し過ぎないことを心掛け、はっきり、最後まで、短く話すよう呼び掛けた。
研修科の学生ら64人はうなずきながら、1時間半の講義を熱心に聞いていた。
















