道は、2022年度の食関連企業経営意識調査結果を発表した。経営実績(22年7月~12月)の売上高では、47・7%の企業が「増加した」と回答。前年度調査に比べ21ポイント上昇した。売上高見通し(23年1月~6月)でも37・3%の企業が「増加」と回答し、前年度比11・4ポイント上昇。経営状況はコロナ禍から改善傾向が見られる。
経営実績の売上高では、「減少した」企業は25・4%で、前年度比15・7ポイント減。売上高見通しも「減少」は前年度比13ポイント減の15・5%だった。
コロナ禍以前(20年1月以前)と比べた年間の売上高については、「減少した」と回答した企業は45・3%を占めるものの、26・4%が「同程度」と回答。「コロナ禍以前より増加」とした企業も23・1%となり、回復傾向にある。
EC取引(インターネットなどを活用した取引)では、69・9%が「活用している」と回答し、前年度から5・9ポイント増えた。インターネット販売の販売先では「国内のみ」が92・8%と9割以上を占め、「海外向けにも販売している」は7・2%にとどまっている。
環境配慮型の経営に向けた取り組み(廃棄物削減、ゼロカーボンなど)については、66%の企業が「行っている」と回答。前年度から7・4ポイント増加した。環境配慮の内容(複数回答)では、「食品ロス削減」(60・7%)が最多だった。
一方、エネルギー・原材料価格高騰による経営への影響に関しては、60・8%が「大きく影響がある」と回答。「影響がある」(26・1%)と「多少影響がある」(8・8%)を合わせると、95・7%の企業に影響が出ている。
価格高騰の影響を受ける企業が現状、どの程度価格転嫁できているかについては、28・6%の企業が「必要だが全く価格転嫁できていない」と回答。「5割未満」は25・4%だった。
コロナ禍や価格高騰の影響を受けて行政に期待すること(複数回答)では、「各種補助金、給付金の継続・拡充」が72・3%で最多。これに「道外・海外への道産食品の販路拡大の取り組み」(35・8%)が続いた。
調査は食品製造業、食関連機械製造業、卸売業、小売業、飲食サービス業など道内1040社を対象に、今年2~3月に実施。329社から回答を得た(回答率31・6%)。
















