年売上高100億円突破道内企業は10年間62社 全国6位  帝国データバンク

年売上高100億円突破道内企業は10年間62社 全国6位  帝国データバンク

 過去10年間(10期)で、年売上高が100億円を突破した企業は道内で62社に上ることが、帝国データバンク札幌支店の調査で分かった。道内企業全体の0・09%に相当するという。

 中小企業庁の中小企業の成長経営の実現に向けた研究会が6月、「中小企業の100億企業への成長を目指す」をテーマに中間報告を発表した。域内経済けん引や外需拡大に貢献し、賃上げを可能にする持続的な利益を生み出す、中堅企業に匹敵する売上高100億円規模の企業を創出する内容。岸田政権もこれを「骨太の方針」に盛り込み、新たな行動を実行に移す企業や、地域経済をけん引する中堅・中小企業の投資を支援する構えだ。

 100億円を突破した道内企業62社の直近10期の年売上高伸び率(最小値と最大値の差)については、「2~5倍未満」が26社で最多。これに「1・5~2倍未満」が21社、「1・5倍未満」が10社と続いた。また、5倍以上伸びた「飛躍的成長」企業も5社あった。

 資本属性の分析では、上場企業は62社中3社。オーナー企業(代表者=筆頭株主)は20社にとどまり、法人等が株主となっている非オーナー企業が7割弱を占めた。

 資本金別では1億円が11社で最多。代表者年齢別では「60歳代」が19社でトップ。業歴別では「50~100年未満」が29社で最も多かった。

 企業の所在地の管内別では、札幌市を含む石狩が40社で突出して最多。これに十勝(7社)、渡島(4社)、胆振とオホーツク(各3社)が続いた。

 業界別では、卸売が18社で最も多い。以下、製造(14社)、建設(10社)、サービス(7社)の順。

 都道県別では東京都が635社でトップ。北海道は兵庫県と並び全国で6番目だった。

 同支店では、全国の100億円突破企業の割合(出現率)について「市場成長が続く半導体関連の半導体製造装置製造が最も高い2・25%となる」と説明。道内でも次世代半導体の量産化を目指す「ラピダス(東京)の千歳進出を契機とした半導体関連産業の集積が、100億円突破企業の出現率向上に影響を及ぼしそう」と分析している。

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