ガソリン値上がり続く 苫小牧市内、レギュラー180円台に

苫小牧市内でもレギュラーガソリン価格が180円台に達した

 苫小牧市内のガソリンスタンドでは今月に入り、1リットル当たりのレギュラーガソリン価格が主なフルサービス店で180円を突破した。政府が石油元売り各社に支給してきた補助金の減額が主因。国際的な原油高騰も響き、この値上がり傾向はしらばらく続きそうだ。

 苫小牧地方石油業協同組合によると、市内フルサービス店のレギュラーガソリンの店頭価格は6月、1リットル当たり166~168円で推移。7月は3日に前週より2円高い168円だったのが10日には171円まで上昇。その後も18日173円、24日175円、31日178円とほぼ毎週月曜日に値上がりし、8月7日に182円となった。

 卸値が毎週引き上げられ、担当者は「スタンドの経営努力で、卸値上昇分をカバーできる状況にはない」と強調。セルフサービス店も7日現在、179円の店舗が目立った。

 値上がりは全国的な傾向。調査機関の日本エネルギー経済研究所石油情報センターによると、7月31日時点で全国平均のレギュラー価格は前週比1円90銭高の176円70銭。値上がりは11週連続で、「今後も下がる要素がない」(担当者)という。

 政府が小売り価格を170円以内に抑えるため、石油元売り各社に支給してきた補助金は6月から段階的に減額。9月末には終了予定だがここに来て産油国の減産政策に伴い、原油価格の上昇が見られ、円安進行も価格の押し上げに拍車を掛けている。

 全国平均の小売価格が180円台となれば、過去最高の185円10銭を記録した2008年8月4日以来。

 同センターは「補助金がなくなれば、その分が卸値に転嫁され、店頭小売価格が190円を超える可能性も出てくる」と動向を注視する。

 市内中心部のスタンドで給油していた見山町の会社員男性(53)は「省燃費のため車のエアコン使用を控えたくても、この暑さじゃ難しい。休みはなるべく外出しないようになった」とため息を漏らす。

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