熱中症疑いの救急搬送急増 苫小牧市消防本部

熱中症疑いの救急搬送急増 苫小牧市消防本部

 苫小牧市消防本部によると今年度、市内で熱中症の疑いで救急搬送された人は7月末時点で31人(速報値)に上り、前年同期の14人に比べ2倍以上に増えた。月平均気温が観測史上最高の21・4度を記録した7月が最も多く、約8割を占めた。8月も熱中症が疑われるケースが相次いでおり、同本部は小まめな水分補給など対策に気を配るよう求めている。

 月別に見ると、4月はゼロ、5月が1人、6月が4人と1桁だったが、7月に入って26人と激増。診断が確定していないケースを除き、短期的な入院の中等症者が4人、外来診療の軽症者が17人だった。死亡や3週間以上の長期入院を要する重症者はいなかった。年代別では18歳未満が5人、18~64歳が14人、65歳以上が12人。

 同本部の小野寺通救急課長は「室内での発生が半数近くに上る」とした上で、「(救急搬送は)気温が上がる日中に多いが、時間がたって症状が深刻化し、夜間に呼ばれるケースもある」と指摘。「室内でも外出時でも、小まめな水分と塩分の補給を」と基本的な対策を促し、「特に、暑さを感じにくい高齢者は室温管理に気を配ってほしい」と呼び掛けている。

 今年は最高気温25度以上の夏日が7月25日から8月5日まで12日間続き、8月は7日までの1週間で16人が救急搬送された。

 室蘭地方気象台によると、10日以降も南からの暖かい空気が本道上空に入り込み、胆振管内はお盆の終わり頃まで25度以上の最高気温が続く見通しという。

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