小学校の養護教諭を目指す苫小牧市美原町の中村優姫乃(ゆきの)さん(17)=登別明日中等教育学校6回生=が8日、苫小牧市表町のまちなか交流センター・ココトマで傾聴ワークショップを開いた。中学2年生から高校3年生までの生徒18人が市内外から参加し、さまざまな相づちや返答方法を体験し、傾聴の姿勢について学んだ。
中村さんは、不登校の児童生徒が増え続けていることに問題意識を持ち、昨年夏から子どもに居場所を提供している施設などを訪問。この中で傾聴の大切さを学び、少しでも傾聴できる児童生徒が増え、不登校になる前に予防できる環境をつくることができればと、ワークショップを初企画した。
参加者は話し手と聞き手に分かれ、話し手側は「古い思い出」「地球最後の日にすること」といった六つのテーマで、自由に語った。聞き手側は、作業をしながら、相づちを打たずに無表情で―などさまざまな条件を設けて耳を傾け、話し手からは「相づちを打ってくれると話しやすい」「え? だから?と言われると、逆にもっと話さなきゃと思った」といった声が上がった。
中村さんは「うんうんと聞くのが(話し手にとっては)話しやすいと思っていたが、話す人の言葉一つ一つに返事をすると話がどんどん盛り上るという意見もあって、発見があった。学校の教員には話しづらいこともあると思うので、生徒同士で助け合っていくこともできるようになれば」と語った。
















