苫小牧市博物館友の会は10日、苫小牧市汐見町のふるさと海岸で海の生態系に甚大な影響を及ぼす5ミリ以下の「マイクロプラスチック」の採取作業を行った。同会会員ら4人が参加し、海岸に漂着したマイクロプラスチックごみを取り出しした。
市民や次世代を担う子どもたちにマイクロプラスチックごみについて深く考えてもらおうと、同会は昨年、モニタリングに乗り出し、今回は初めて会員に参加を呼び掛けて行った。
役員がプラスチックとマイクロプラスチックの概要について話し、調査道具や採取の手順について説明した。参加者は砂の上に正方形の枠を置き、枠の範囲内の砂を深さ5センチほど採取。バケツに入れて海水で攪拌(かくはん)し、浮いてきたものを網ですくって容器に入れ、プラスチックをより分けた。
同調査を夏休みの自由研究に利用するという会員の苫小牧美園小学校5年引地優萌(ゆめ)さん(10)は「思ったよりも砂の中に小さくなったプラスチックがたくさんあって驚いた。ごみのポイ捨ては絶対してはいけないと思ったし、また調査したい」と話した。
同友の会では数年間かけて定点観測を行い、データを収集していく。今年は、あと2回程度同様の調査を予定しているという。
















