東京都八王子市との姉妹都市締結50周年を記念し、苫小牧市美術博物館で12、13の両日、カイコの繭を使った体験イベントが開かれた。2日間で市民ら延べ43人が参加。佐藤麻莉学芸員の指導の下、繭の糸取りとまゆ人形作りを行った。
八王子市が古くから養蚕、織物業で発展し、「桑都(そうと)」と呼ばれることから、同イベントを企画した。
12日は、湯で煮た一つの繭から1本の糸を取り出す体験に挑戦。表面を歯ブラシでこすって糸を引っ張り出し、10センチほどの黒い紙に巻き付けた。佐藤学芸員によると、一つの繭から800メートル~1500メートルの糸が取れるといい、参加者は繭の匂いや糸の丈夫さ、光沢感に驚きの声を上げながら、夢中になって作業を繰り返していた。
糸井小6年の中谷椿さん(11)は「クモの巣みたいだったが(糸は)丈夫だった。繭から糸が取れるとは」と話した。
13日は繭で「とまチョップ」の人形を作った。あらかじめ用意された繭の土台に思い思いにペンで顔を描き込んだり、とまチョップの手となるパーツを接着剤で貼り付けたりし、親指サイズのオリジナル人形を完成させた。首飾りのハスカップや尾のハナショウブはビーズで再現した。
錦岡小3年の山本丈太郎君(9)は「初めて繭に触った。ハスカップを付けるところと顔(の絵)がうまくできた」とほほ笑んだ。
















