全日本女子軟式野球 ガイラルディア3位 猛暑で満身創痍、全員が集中

3位に入ったガイラルディアナイン(提供)

 第34回全日本女子軟式野球選手権大会(11日から東京都)で、苫小牧ガイラルディアが準決勝に進出、3位に入った。熱中症などの体調不良者が出る中でナインは奮闘、2015年以来8年ぶりの4強の快進撃は大きな自信につながった。

 大会には24チームが出場。ガイラルディアは初戦のメダリスト(宮城)を4―3で下すと、2回戦の町田スパークラーズ(東京)にも6―3で快勝。接戦となった準々決勝のエムビーシーガールズ(山梨)は4―3で競り勝った。準決勝は9安打を放ったが、セカンドラスター(愛知)に打ち負けた。

 今季は京野優希主将が就任、新体制でスタート。今大会は練習不足もあって苦戦も予想される中、ガイラルディアの守り勝つ野球を標ぼうし、1点にこだわった戦術を徹底した。気の抜けない接戦が続く中ですべての試合に登板した主戦の渋谷は3戦で先発、3勝と4強入りの原動力になった。

 大滝裕生雄監督は「準決勝後は体調不良で6人が倒れるなど満身創痍のギリギリの大会だった。みんなが集中し、頑張った結果。11月には東京で東日本大会があるし、リベンジを果たせるようにチャレンジしたい」と話している。

 ガイラルディアの試合結果は次の通り。

 ▽準決勝
苫小牧ガイラルディア
0004400=8
2002420=10
セカンドラスター

 ▽準々決勝
エムビーシーガールズ
0003000=3
102100×=4
苫小牧ガイラルディア

 ▽2回戦
町田スパークラーズ
0300000=3
201300×=6
苫小牧ガイラルディア

 ▽1回戦
メダリスト
0102000=3
101200×=4
苫小牧ガイラルディア

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